メディア トップページ >
現在までのクライアント/プロジェクト >
マウイ観光局 >
2008年4月改訂 マウイに生きるハワイの文化
マウイに生きるハワイの文化
Hawaiian Culture is Alive and Well on Maui
世界中の人々を魅了し続けてきた島、マウイが地球上に誕生したのは、わずか100万年前のこと。地質学の歴史ではまだ赤ん坊のように若く、汚れのない島なのです。そして、紀元前450年頃にはハワイ諸島に最初の人類が訪れました。マルケサスからカヌーに乗ってやって来たポリネシア人が、ハワイ諸島を発見。ヨーロッパの進んだ航海技術がハワイ諸島を見つける遥か前に、星だけをたよりに広い大海原を航海し、太平洋の真中に浮かぶ小さな島を探しあてたのです。
1778年にイギリス人の航海家ジェームス・クック船長(キャプテン・クック)がハワイ諸島を発見し、西洋人が渡来するようになったハワイ。歴史の流れとともに生活習慣も変化し、世界の様々な文化が入り混じったユニークなハワイ文化が誕生しました。また、時代の流れと共に様々な人種の人々がハワイに移住をし始め、世界中他に類を見ないユニークな文化が作り上げられてきました。アメリカであるのに、ハワイの文化、アジアの風習など様々なものが入り混じり、ハワイに住む人々の生活に密着しているのです。これら様々な文化を大事にする中で、現在ハワイでは、紀元前から伝わるハワイの原点であるポリネシア文化の継承により一層の力が注がれています。
☆フラダンス
文字がなかった時代から、神への祈りや歴史の出来事は、唄や踊りとなって語り継がれてきました。フラダンスの踊り手は、幼い頃から踊りを習うとともにハワイの文化や歴史を学びます。フラダンスは、歴史を伝え、神を讃える神聖な儀式のひとつなのです。フラは、チャントと言われる唄とハワイ古来の打楽器の演奏にあわせて踊ります。ニュー・イングランドからやって来た宣教師達は、初めて見たフラダンスを、淫らで野蛮な踊りとして廃止させてしまいましたが、カラカウア王の時代になってフラは復興し、以前にも増してハワイアンの生活と心に重要な意味を持つ踊りとなったのです。新しい振付けや音楽も作られるようになり、昔ながらの形を守ったカヒコ (古典) とウクレレやギターなどを使うアウアナ (新作) の2通りが、現在踊られているフラダンスの基本形態です。
マウイでは、2つの大きなフラダンス・コンテストが行われています。リゾートなどで行われているルアウショーやショッピング・センターなどの無料エンターテイメントでも、フラダンスのショーが見られます。また、ホテルなどでは、フラダンスの無料レッスンなども開催されています。
☆ハワイアン・ミュージック
タイニー・バブルスやブルー・ハワイ、ハワイアン・ウエディングソングなどのハワイアン音楽は、広く世界中に知られています。音楽は、今も昔もハワイの人々にとって重要な生活の一部です。最初の宣教師がハワイにやってきてから、賛美歌や外来楽器の影響を受けてハワイ伝統の音楽は変化し始めました。ハワイで最も愛されている音楽の中には、島を統治していた王や女王が作ったものなども多く残っています。近代に入ってからは、ジャズやブルース、ビートルズなどの音楽の影響も受けています。一番新しい傾向では、ジャワイアンと呼ばれるハワイアン・レゲエが人気を集めています。伝統的なものから、近代の新作ハワイアンまで、ハワイアン音楽は島のいたる所で聞こえてきます。
☆ハワイアン・キルト
宣教師によって紹介されたパッチワーク・キルト工芸は、器用で創造力に富んだハワイアンに受け入れられ、やがてハワイ独特のキルト工芸の形が上がりました。伝統的なハワイアン・キルトは、ホテルや博物館などで見ることができますが、中には数千ドルもする高価な芸術作品もあります。ギフト・ショップなどでは、ハワイアン・キルトのクッションや壁かけなどの材料セットが販売されています。
☆カパ
古代ハワイアン達は、樹皮を叩いて伸ばし、布を作っていました。そうしてたカパと呼ばれる布は、天然の材料で染めたり模様がつけられて、衣服や毛布、寝具などに使われていました。
☆羽の装飾品
色鮮やかな鳥の羽をふんだんに使った豪華な帽子やマント、そしてそれに身を包んだ酋長や王の写真や絵を見かけることも多いでしょう。羽飾り用につかまえられた鳥は、羽の一番きれいな部分だけを取られ、殺されることなく自然へと帰されました。現在では、帽子の飾りに羽の装飾が使われています。
☆木の彫刻
古代ポリネシア人は、航海用のカヌーから食べ物を入れる皿まで、木を削って作っていました。ハワイ原産のコアやミロ、オヒアなどの高級で固い木を使って様々な美術工芸品が作られて、おみやげや装飾品として人気を呼んでいます。
☆ハワイ語
ハワイ語は、他のポリネシア系のサモアやタヒチの原語によく似ています。現在、ハワイ語が第一言語として使われているのは、ニイハウ島だけです。ハワイ語の単語は、ホノルルでも英語に混ざってハワイで暮らす様々な人種の人々に使われています。挨拶の「アロハ」は誰もが知っているハワイ語ですが、その他にも、ありがとうの意の「マハロ」、終りという意味の「パウ」なども、よく日常的に耳にするポピュラーなハワイ語です。ハワイ語を話せる人が少なくなってきてしまったことから、最近ではハワイ語の授業を設ける公立学校なども出てきました。ハワイアン音楽には、今でもハワイ語が使われています。
☆ハワイの掟
古代ハワイでは、自然の恵みは限り在るものという考え方が徹底していました。人間が必要以上に自然を傷つけないように、「Kapu(カプ)」と呼ばれる厳しい掟が作られてきました。古代の掟、カプの根底にある自然への畏敬の念は、現在の自然保護法の中にも生かされています。
また、より深くハワイアンカルチャーについて学びたいと言う方は、ウェブサイト
http://www.mauiculture.net/kuhikuhiへ。